とある阿呆の随想録

阿呆の徒然なる日々

子曰、過而不改、是謂過矣。

子曰く,過ちて改めざる,是を過ちと謂う。 ――Web漢文大系より引用

 

筆者は過ちて改めざることばかりなので,こみ上げてくるものや思い当たる節が汗とともにじわじわ出てきた。そうしてすぐにビショビショになって水分不足で倒れてしまうのだろう。いっそ自分なぞそうなってしまえば良いのだと思う。と考えつつ水分補給をするのだから一層たちが悪い。

 

過ちて改めざるを繰り返した末に,「過ちを犯してはならぬ」と呟きながら過ちを犯す者へと変貌したのである。

 

だが開き直っているわけではない。常に自責の念に駆られてはいる。自分をコントロールするというのは大変むずかしい。いつも手放し運転状態である。どこへ進むかまったく見当がつかない。

 

過ちては改むるに憚ること勿れ。過則勿憚改。

 

まっことやんごとなきことでござるなあ。