とある阿呆の随想録

阿呆の徒然なる日々

カートゥーンワールドから現れた男

 近々行われる体育会に備え,久々に体育の授業に出席した。テニスだった。

 満身創痍である。

 球を打つとあらぬ方向に飛んでいき,球が飛んでくると,思い切り空を斬る距離感の無さ,己でさえ「のび太くんが現れた!」と思ったほどだ。いやのび太くんより悪いのではないか。

 家に帰り,気付くと筆者の右手には違和感が存在していた。こわばっている,と言ったら良いだろうか。あまつさえ右手を開くと親指がピクピク痙攣しだす,しかも親指は豆が出来る一歩手前という具合だ。

 こんなことで体育会に出場できるのだろうか。不安で仕方がない。