まったく、自分の体力のなさに愕然とする。「おばちゃんより体力ないぞ、オレ」と思う。
数ヶ月まえに、マディソン郡の橋を読んだ。雑にいうと、片田舎での暮らしと夫に愛想を尽かした妻が、ふらっとやってきたカメラマンに恋をし、関係を持ってしまうが、夫と子供への責任のため、結局一緒になることはない、という、昨今はやりのゲスな浮気や不倫とは異なり、比較的きれいな類の浮気恋愛小説ではないかと思われるのだが、文体が特徴的で、まるでノンフィクションかと思わせ、筆者はこういう恋愛小説は別段好まないのだが、引き込まれてしまう。ベッキーに読ませてやりたいと思ったのは、筆者だけではなかろう。まあ、関係をもった時点てゲスといえばそれまでである。
- 作者: ロバート・ジェームズウォラー,Robert James Waller,村松潔
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1997/09
- メディア: 文庫
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