とある阿呆の随想録

阿呆の徒然なる日々

悪魔の勉強術

 元外交官で作家の佐藤優氏が、母校の同志社大学神学部で講演。本書はその講義録。


 主にキリスト教の話が多い。


 タイトルに勉強術と冠してはいるが、勉強術に関する話は少ない。


 しかし、他の佐藤優氏の著作同様、勉強への刺激を受ける本だった。


 『悪魔の』とは、悪魔の様に勤勉にやれと。つまり、時間のある学生時代は死ぬほど学べ、ということ。そうすれば将来、年収一千万稼ぐ大人になれる、と。


 そのために、どの教科が必要なのか、それは数学、歴史、英語。佐藤氏が他著でもよく言っていることだ。