とある阿呆の随想録

阿呆の徒然なる日々

セルフリスペクト

 必要以上に自分を卑下してしまうのが、自分の悪い所だ。

 どうせ、自分は…、人と比べて自分は…等など。

 そうやって自分の可能性を閉ざしていく事に余念がない。

 そんなことをしていても無意味なので、つとめてポジティブシンキングでいようとしている。

 思考は現実化するらしいからだ。そんなタイトルの本があったが、読んではいない。

 FBI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記 (ハヤカワ文庫NF)を読んだ。死体の写真があったりして、とても衝撃的だったし、人は誰でも、もしかしたら自分も、連続殺人犯になる可能性があるのかと、恐怖を覚えた。

 連続殺人犯は、最初に殺人の妄想ばかりして、やがて行動に移すらしい。

 あまり悪い妄想ばかりしない方が良い。

 あ、別に人を殺す妄想はしません。

 要は、自分を卑下していたら、本当にそんな人間になってしまうのでは、ということだ。

初めの一歩は自分への尊敬から

 自分はたいしたことがない人間だなんて思ってはならない。それは、自分の行動や考え方をがんじがらめに縛ってしまうようなことだからだ。
 そうではなく、最初に自分を尊敬するところから始めよう。…中略
 …それは自分の可能性を大きく開拓し、それをなしとげるにふさわしい力を与えることになる。…
超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版(特装版)

 自分など、もはや尊敬など出来ないクズなのだが、良いのだろうか。

 ハッ!

 またネガティブシンキングしてしまった…。