とある阿呆の随想録

阿呆の徒然なる日々

「政権へのダメージは避けられないだろう」

 報道番組でたまに聞くこういう表現。

 たとえば、与党の政治家がやらかして辞任する時なんかに使われる。

 なんだか微妙に違和感。
 と同時にちょっと可笑しみを感じる。

 ちなみに、筆者は、マスコミをマスゴミと言うタイプの人ではないし、「世の中の矛盾を云々」するつもりでもない。

 ただ、自分の中に生じた少しの違和感でも、それを追求するのが批評の精神だ、みたいなことを何かの本で読んだ気がするので、それを実践してみるだけである。

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 マスコミが報道することによって国民が知り、政権に対する評価が下がる。

 間接的にダメージを与えてるのはマスコミだ。

 それなのに、「俺っちは関係ないっす」という感じがするから違和感とともにちょっと面白みがある。

 ここまで書いて自分でもわけがわからなくなってきた。


 まてよ…あるいは、こうも言えるのではないか。

 政治家の汚職を報道しつつ、その報道がどういった影響を与えるかという自己分析を同時に伝えている……。

 しかし、ちょっとまて。政権の是非を判断するのはもちろん国民なわけで、国民が「けしからんちん!」と言う前に、「これはだめなやつですねえ」なんて言うのは、フェアじゃないんじゃあないか?誘導、印象操作では?

 まあ、汚職は完全にアウトですけどね……。

 ……また無駄な記事を書いてしまった……。