新元号が決まった。
ガースー氏も晴れて令和おじさんになり、歴史にその名を刻んだわけである。
そして、これから事あるごとに元号を掲げている映像が使われるのだろう。
平成おじさんの映像は、画像が粗く、逆に味があるけども、ガースー氏の映像はキレイすぎるな……などと考えてしまった。
それよりフリー素材のイラストの方が可愛いからこちらを使ったらどうか。
ともかく、今回は脱中国らしい。日本の古典から引用されていて、でもその元をたどれば結局は中国に行き着くとか行き着かないとか。
そんなこといったら漢字だって中国じゃないか!いっそのこと、ひらがなカタカナを使え!なんて声があるとかないとか。
とりあえず、親の代から使っているボッロボロの広辞典で、令の意味を調べてみた。
①のり。おきて。◆法令。
②いいつけ。 ◆号令、命令。
③よい。 ◆令人。
④他人の親族に対する敬語。◆令息、令嬢、令夫人。第四版 広辞典
元号の意味はもちろん③や④の方だろう。最初に令が付いてる用法だし。
それとも、まさかの②いいつけ。なのだろうか。「あんたら!仲良うしーや!」という関西のおばちゃんのアレか。
海外では、Order and Harmony と、日本の右傾化傾向として報道しているらしい。
か、かっこいい……。
ともかく、最初はすこしビックリしたが、今はなんとなく良い元号だなあ、と思い始めている。
正直いうと、元号って別に無くても良いんじゃあないかと思うわけで、西暦に統一したほうが簡潔ではないのか、と。
しかし、元号というのは日本人の、日本人による、日本人のための、日本人だけの時間の捉え方だ。それを無くすのは、豊かさが失われるような気もする。
誰かが言ってた。カレンダーに書いてある「大安」みたいな、それくらいのものにしたら良いんじゃないかと。
まあ、当分そんなことは起こりそうもない。
とりあえず、過ぎ去りし平成の世に思いを馳せよう。